年下の男
TBS系 (木) 22:00〜
公式サイト
思い入れ度 こげつき度
◎ある母娘が、同じ男性に恋してしまったことから展開する愛憎劇の行方を描く。 全11話
【キャスト】 【スタッフ】
山口千華子(稲森いずみ) 伊崎 駿(高橋克典) 脚本・内館牧子
山口花枝(風吹ジュン) 辻 謙吾(賀集利樹) 演出・佐々木章光/藤尾隆/浅野敦也
玉井 梓(麻生祐未) 北村亜沙美(星野真理) プロデュース・栗山和樹
山口勇一郎(平田 満) 山口 卓(山崎裕太) ♪「華」 SINBA
杉本マミ(鈴木蘭々) 岡崎次郎(高橋昌也)

最終回(3/20)

千華子は病院に運ばれ、家族が駆けつける。花枝は「このまま死んでもいいと
思ったんじゃないの?気持ちは自殺未遂」と言い切る。さすが母親、解っていたのね。

ここにきても梓が大活躍。亜沙美に本音をぶっちゃける場面は圧巻でしたわ。
あの亜沙美でさえ「怖い」とつぶやき、「梓さん変」とまで言わせてる。
例の「姥捨て山のようなプロジェクト」会議でも飛ばす飛ばす。どえらい剣幕で
思わず苦笑しちゃいました。たしかに集められた方々は・・・・(以下自粛)
千華子も反撃しているものの「ここに居るみんなはあなたと同じように何もできませんけど」
っておいおい。“ここに居るみんな”に対する暴言ですぞ。(;^_^A
その後の千華子の言葉で梓があっさり引き下がって泣いていたのはちょっくら肩透かしでは
ありましたが。

伊崎は次郎さんに個展を開く手配をした事を打ち明ける。その個展が3年後って
いったいどういう事なんでしょ。その頃には次郎さんは昇天してるっちゅーねん。
次郎さんを絵に没頭させ、自分と花枝から気をそらそうと画策しているんじゃ
ないでしょーね。
謙吾は千華子にプロポーズする。んが、「年下と恋愛したり結婚したりできるほど
大人ではなかった」と断るのだった。ここで何故か安心しましたわ。まだ大学生の身分で
プロポーズなんぞするすっとこどっこいの男の言葉を真に受け、ホイホイ言いなりに
なるなんてあんまりですもの。

最後のシーンには腰が抜けました。煤i ̄□ ̄;一同集まった山口家の天井から
桜がヒラヒラと・・・。それぞれが旅立つ場面は今までお目にかかった事がないほど
浮世離れした演出でした。元々度肝を抜く展開や演出が多いこのドラマ。
これも有りかもです。結末としては少々ぬるいところはあるものの、それぞれ自分の
将来を見つめて新しい出発をする前向きなラストで良かったです。殺人などという
突飛な出来事がないのも良かったです。そういう方面のストーリーは某脚本家に
お任せした方が賢明です。(これこれ)

「何があっても笑っていれば自分が変わる。周りが変わる。人生が変わる」

この千華子の最後の言葉は心に残った。
結局自分が変わらなければ周りも変わらんっちゅー事。ま、現実は厳しいですがね。
【総評】
初回から楽しませてもらいました。このドラマに引き込まれたのはえぐるような情け容赦ないセリフでした。
「うんうん」「そうそう」とうなずいてしまう事しばしばで、女の内面が鋭く描かれていました。
まったく触手の動かないこのキャスティングで(失礼)これほど夢中になれたのも内舘さんの脚本に負うところが
大きい気がします。
年代という点についてもよく描かれていたと思います。千華子と花枝それぞれの8歳年下の男との恋愛を
対比させることで、年代によって状況が違ってくるのだという事を明瞭にさせていました。
少し不満な点はお父さんがなぜ家族から解放されたいと思うようになったのか描かれていなかった事。
この点がいきなりな感じで府に落ちなかったので。役者さんはこれといって好きな方がいなかったのに
(これまた失礼)見ている途中で「みんないい!」と思えてきたのが不思議でしたね。


【出演者のみなさんへ一言】
稲森いずみさん・・本音を言えば出演されるドラマにおもしろいものがないというイメージが
            ありました。でも、千華子はハマってました。語りも良かったです。
高橋克典さん・・好みかと聞かれればNOと答える俳優さんですが、伊崎役はいい!
          ただ、43歳という設定は多少無理があったような。(^^ゞ
吹風ジュンさん・・最近はいいお母さんをやらせたら日本一?最初の中年体型には
           「よくぞここまで」と感心しました。
賀集利樹さん・・これでアギト脱却できたかも。もう少し演技が上手くなるよう頑張って
          下さいませ。セリフ回しがイマイチで・・・・(以下自粛)
平田満さん・・なんといっても一番気の毒なお父さん。あのお尻アップのアングルには
         口あんぐり(シャレかしらん)。役者魂を見た気がしました。
麻生祐未さん・・よくぞここまで演じて下さいました。拍手させて頂きます。(パチパチ)
高橋昌也さん・・個人的にはこの方に助演男優賞を差し上げたいです。次郎さんの
           あのボケなのかマジなのかわからない感じが秀逸でした。脱帽です。
最後に・・・レビューがなが〜〜〜〜くてすんまへん。って読んでくださる
キトクな方はいるのかしらん。(^_^;)
第10回(3/13)

最近は次郎さんの行動・言動から目が離せません。花枝を交えて話し合いした喫茶店での
シーンも笑っちゃいました。もうすっかし猜疑心の塊と化してしまっている次郎さん。
二人を信用できんとトイレに行く時まで花枝のバッグを持って行く始末。先週も伊崎に「俺と
一緒に死んでくれ〜」とダダをこねていましたが、たしか2話あたりでは「これ以上駿には迷惑
かけられない。施設(老人ホーム)に入る」とか言ってませんでしたか?
まったく困った爺さんですわ。(;^_^A

そんな次郎さんをよそに、伊崎は花枝と密会するために部屋を借りることに。子供達も
すでに大人だし平田父も半ば公認状態なわけで、もうこれといった障害はなさそう。
一人の存在を除いては・・。ま、その次郎さんもあと何年かで昇天確実なわけで
これが得策といっちゃー得策でしょーな。
この一連の行動を見張っていたのが梓。いったいいつから後をつけていたんでしょ。
二人が部屋を借りると判って「クククク」てな感じ笑ってましたな。一瞬妖怪人間ベラかと
思いましたわ。

一方、千華子は謙吾と暮らす事に。年の違いを思い知らされるエピがアニメとはちとお粗末な。
しかも「アラレちゃん」て・・・。千華子はイジケ体質みたいですな。「あら〜、これ見ていた時
謙吾はまだ赤ちゃんだったのね。なんか不思議〜、ガハハ」と笑い飛ばせばよいものを(笑)。
いつもイジイジと卑屈になっていてなんだかな〜。同じ年下でも伊崎は大人だから
花枝もそれほど年の差は感じていなさそう。それにひきかえ謙吾は22歳の上、まだ大学生。
この2組の年の差カップルではかなり状況が違うと思いまふ。

亜沙美と梓が手を組むわ、千華子はバイク事故に遭うわ、怒涛の最終回になるのは
間違いありまへん!都合のいいぬる〜いラストにならないやうに祈るのみでございます。
第9回(3/6)

新聞のTV欄見てひっくり返りました。タイトルが「殺す・・・殺す・・・殺す・・・殺す」ですもの。
ここまできたかって感じですぅ。そしてまたまた冒頭から次郎さん暴走してます。次郎さんの
うっかり発言から平田父が誤解して花枝の首根っこを締め上げてしまう。(あ〜れ〜)
それにしても花枝の「本当の恋をしたことなかった」発言にはたまげましたわ。平田父を
前にしてこのセリフ。追い討ちかけたのが「お父さんは嫌いじゃないのよ」の言葉であります。
ってーことは平田父とは本当の恋をせず結婚し、大して好きでもない男と暮らしてきたって
ことですかい?本人目の前にして言うのはかなり痛いです。平田父が気の毒でなりません。

千華子もますます泥沼に突入であります。謙吾も「千華子を守る」ってなことを言いながら
亜沙美の誘いを断り切れないし。このシーンでいい勉強になりましたわ。今またディスコが
流行っているんですな。“デスコ”で“フィーバー”したクチなので「へぇ〜」と思いました。
花枝が言った「50と30の8歳下は違うのよ」って言葉はまさに真理。花枝と伊崎、千華子と
謙吾では確かに大きく違う気が。特に謙吾は大学生だし千華子と上手くいかんでしょ。

花枝はキレイになろうと決心したらしい。「服もそこら辺にあるもの着て、冬はババシャツ着て」
ってこのセリフにはドッキリですわ。(まるっきし自分のことやんけ)
平田父も家を出て一人暮らしを始めます。これがまたこざっぱりした部屋でいい感じです。
お父さんの幸せを祈らずにはいられません。伊崎さんとはもう会わないと宣言しながら
花枝は密会してるし、千華子は亜沙美の妨害がますます激しくなりそう。その上年の差を
痛感しそうな展開でちょっくら疲れてきました。年の差を感じるのはリアルではあるものの
見ていて痛々しいですな。
第8回(2/27)

はは〜。(とここでひれ伏す)内舘センセあなたはすんばらしい。これからどこまでも
あなたについて行きますです。今回でもう8回目だというのに一度もダレたことがありませぬ。
いつも必ずう〜んと唸ってしまうやうな言葉・セリフがてんこ盛りです。

さてさて、いよいよ修羅場も最高潮に。京都不倫旅行現場に現れた千華子を見て取り乱す
お母さん(花枝)。「別れるからお父さんには言わないでぇ〜〜」←もう知ってるっちゅーねん。
母と別れるよう伊崎に迫る千華子。んが、伊崎はまったく怯まなかった。ここで今日のツボ発言。
「人はいつか必ず死ぬってわかってて生きてます。歳をとればとるほど邪魔にされて
情けな い思いをなんたらかんたら(省略御免)」あたしゃここでう〜んと唸りました。

前半はいつになくまったりしてると思ったら後半の次郎さんの大車輪のご活躍にぶったまげ。
伊崎の相手が花枝とわかって狼狽しまくりです。自分ひとりになることが何より怖いらしい。
伊崎に「心中するんじゃないか」と詰め寄るわ、会社に出れば「もう帰ってこないかもしれない」と
取り乱すわ、大立ち回りを繰り広げる次郎さん。挙句の果ては梓にそそのかされて山口家に
のり込む始末。でもなぜか笑ってしまうのはなんでだろう〜♪

次郎役の高橋昌也さんがあの「北の国から 遺言」の最後に出演した※「とんべん爺さん」だと
最近知った。美容院で見た女性週刊誌によれば高橋さんは実生活では30半ばの
キレイな奥さんをお持ちなのだ。(老後は安泰じゃん)すんばらしい演技力に脱帽であります。
伊崎と結婚したい梓、謙吾を自分に振り向かせたい亜沙美、ある意味自己チューな次郎さんと
もうびっくらキャラばかしでミステリーホラーを見ているようだ。(もう虜)

※「とんべん爺さん」・・・・「北の国から 遺言」の最後に出てくる寝たきり老人。
 「とんべん
(しょんべん)とんべん(しょんべん)」と訴え、純が尿瓶でお世話した。

第7回(2/20)

ついについにこの時が!千華子が花枝と伊崎の不倫を完全に知ってしまった。
相手が知らない人物ならびっくりするくらいで終わるが(そうなのか)なんたって
母の浮気相手が自分の好きな男でしかもプロポーズしてふられた男だったから
さあ大変。荒れる荒れる。花枝がアイロンかけた服をハサミで切り裂くし
とどめは「サカリのついたメス豚がっ!」と母親を豚呼ばわり。(ひぃ〜〜〜)

んが、そこはお笑いのツボもしっかり押えたこのドラマ。謙吾のマンション前の公園で
おにぎりをかぶりつく千華子。ひとり豆まきの次はひとりヤケおにぎりなんておもろすぎ。
ただならぬ様子に謙吾は優しく抱きしめる。んが、よくよく考えてみれば怖いと思いまふが。
女が一人公園でおにぎりをガツガツとかっ食らう図って・・・。(^_^;)
どうやらこの一件が亜沙美のお怒りにふれたらしい。これから亜沙美の逆襲が
始まりさうな予感。(怖ひ〜〜〜)

そして平田父も夜中にハサミを持って花枝の首筋を刺そうと・・・・。
んが、結局南極やめてしまうのだった。その理由は殺してしまうほどジェラシーを
感じていない自分に気付いたらしい。なんて可哀相なんだ平田父。
あたしゃ目頭が熱くなりましたがな。がむばって平田父!
娘は嫁にいく気配もなく息子は息子で期待を裏切り勝手に大学やめてるし。
挙句の果てが妻の不倫と、なんともお気の毒。

京都に出かけた伊崎と花枝だったがそこににゃんと!千華子が現れた。
さらなる修羅場が期待されるなか次週へと続くのだった。(おそろしおそろし)
第6回(2/13)

謙吾のマンションで一緒にベッドに入っているところに(やることはひとつよね)
亜沙美が訪ねてきた。(とりこみ中だってのに)玄関で女物のブーツがあることに
気がつく。後にこのブーツが千華子のものだとわかってしまう。この時の亜沙美の顔の
怖いこと。段々ホラー化してませんか?

二度と伊崎とは会わないと決めた花枝だったが車に乗るところを待ち伏せされ
あっけなく元サヤに。んが、この時このふたりを車のサイドミラーから見つめる人物が。
平田父だあ〜!
またまたメガネの奥の視線が光っている。(ひい〜)

これで終わりかと思いきや、ついに千華子にもふたりの関係がバレてしまうのだ。
そりゃ夜中にあんな目立つ花束持って、しかもペンライトまで光らせて立っていれば
バレるってもんです。花枝の家の前で派手にふたりで抱き合いながらクルクル回って
いたのにはおもいっきし笑わせて頂きましたわ。(古典ですもの)

伊崎が持っていたペンライトって某アイドル事務所が売ってるブツではないでしょか。
それなら持ってるぞ、しかも3本。赤・青・緑と取り揃えておりやす。たまに振ってます。(ぼそっ)
第5回(2/6)

ますます複雑に糸が絡み合ってきた人間関係、これからどうなってしまうんでしょ。
亜沙美→謙吾→千華子→伊崎→花枝 この人間数珠つなぎ状態。あ、平田父が・・(^_^;)
余命いくばくもないと次郎の傍にいて欲しいと花枝は一方的に伊崎に別れを告げる。

伊崎に望みがないと思い知らされた千華子は自分を女として見てくれる謙吾と
ついに関係を結ぶ。んが、そのシチュエーションが笑える笑える。千華子がひとり豆まき
している姿を見た謙吾が強引に千華子の部屋で・・・。がはは、ひとり豆まきってあんた。
いい年した女がひとりで豆まきしている図って普通引くと思うが。賀集くんなんだか
ぎこちない○○シーンでしたわ。若い大学生役だしこれも計算した演技なんでしょか(笑)。

やっぱしこのドラマは可笑しい。狙っているとしか思えないあのBGMといい、たまげるような
セリフがてんこ盛りで飽きないのだ。いや〜、久々に毎週楽しみなドラマに出会えた気が。
極めつきが花枝を疑い始めた平田父が襖の隙間からこっそり覗いた目だ。
キラーンてな感じでメガネ越しで怖さ倍増なのだ。これから梓共々大活躍して頂きたい。

高橋克典と吹風ジュンコンビといえば「ピュア」。このお二方はこの時はたしか
甥と叔母の関係だった。このツーショットを見ると黄色いダッフルコートを着た和久井映見が
♪おおブレネリあなたのお家はどこ♪と歌いながら現れそうな妄想にとりつかれてしまう(笑)。
第4回(1/30)

先週から注目の梓がついに千華子に伊崎には年上の彼女がいることを密告。
修善寺不倫旅行に出かけている間に次郎が倒れる。伊崎の付き合ってる相手が千華子だと
勘違いしている次郎は千華子に連絡をとる。大喜びする千華子。んが、ここがチャンスと
張り切るのはわかりますがあのフリルエプロンはどうなんでしょ。しかも男がエプロン姿に
弱いだろうという計算で。計算マコちゃんじゃないんだから(笑)。でも実はここで大爆笑した
あたくしなのでありました。やはしこのドラマは笑える〜。

しかし悪いことはできないもんですな。何となく様子がおかしい花枝に気がついた勇一郎が
突然店に現れたのだ。しかも伊崎が店に寄って花枝と待ち合わせの約束をしている最中に。
勇一郎が二人の仲に気がついたとはっきり描写しないところがツボだ。こういうところが
上手い。その方が視聴者に「バレたのかバレていないのか」と興味を抱かせることに
なるからだ。こうやって視聴者も泥沼にハマっていくのね。(^_^;)

そうこうしている内に梓も策略を張り巡らせているから目が離せない。そして梓が
伊崎の相手が千華子も母親だと知るのだ。(ひぇ〜)こわいひ〜。
なんたってこのドラマのキャッチコピーが「底なしの幸福に堕ちたいんです」だと。
堕ちたくねえ〜。
第3回(1/23)

レストラン「トスカーナ」で母&伊崎とあやうく遭遇するところだったが梓が席を変えたことで
ギリギリセーフ。(あぶあぶ)このドラマふんとに心臓に悪いです。
千華子は伊崎を諦めずに食事に誘ってみた。んが、あえなく撃沈。しどいわ〜、勇気を
振り絞って誘っているのにジムの食堂(?)でお茶を濁すなんて。しかも「ここのカレー
うまいんすよ」てなことを言いつつ、しっかり残してるやないの。でもその気がないなら
期待させるようなことをする方が残酷でひどい行為なのかもしれない。

にしても大胆だわ〜、中年コンビ。もう修善寺不倫旅行なんて。
これも花枝が日ごろから食い放題の旅行に行っていたお陰でしょうなー。
大抵はそんなに気安く出かけられまへん。

ここにきて俄然影の主役になってきた感のあるのが梓(麻生)。どうやら千華子に寿退社
されたくない一心で何やら企んでいるらしい。広告の依頼者を装いながら伊崎に近づこうと
している様子。こわひ〜、ここまでするでしょうか普通。これから梓の大車輪の活躍が
見られそうで楽しみなような怖いような・・・。ますます目が離せなくなってきましたわ。
第2回(1/16

母と伊崎が関係をもったとは知らない千華子は伊崎が忘れられない。(知らぬが仏)
再度アタックしようと弟の卓(山崎裕太)の友達の謙吾(賀集)に協力を頼む。
ジムに伊崎の育ての親である岡崎次郎(高橋昌也)が現われた。次郎を家まで
送った千華子は伊崎のひととなりや複雑な過去を知り、さらに想いをつのらせるのだった。

ドロドロな話なのになぜか「くすっ」っと笑ってしまうこのドラマ。それはよくできた
脚本(セリフ)と巧みな演出のせいかも。それになんたってBGMが奇抜ですわ。
「こちとら肌がフカヒレ状態だよ」てな弁当屋のおばちゃんの会話には大爆笑。
会社にお弁当を届けにきた花枝を「よく来たな〜」と伊崎がぐらんぐらん肩を揺らしたり
(ぐらんぐらんってとこがミソなのだ)意表をつかれる場面が多いです。

みょうちくりんなBGMがドラマを盛り上げてるのは間違いないでしょう。
なんだか中近東あたりで聴けそうな「ヘラクナイ〜(そう聴こえる)」がこだまするのなんの。
ドラマと一緒でクセになりそう。
第1回(1/9

このドラマの出演者を見た時、多分見ないだろうと思ったのでありました。けっして嫌いって
わけではないんですがね。タイトルもいかにもって感じがして腰が引けてました(笑)。

いきなり千華子(稲森)のシャワーシーンから始まり、これまたセリフが「最近私の肌は水を
はじかなくなった」って。30才ならまだはじくっちゅーねん(爆笑)。
えぐるようなセリフや思わず「うっ」と息をのむシーンがてんこ盛りです。
30才のOLさんに向かって「キミまだ居たの?」ですもの。こんな禁句を連発したり
情け容赦ない描写もあって、見ていて気分が悪くなる人がいるかも。

千華子は同じジムに通う伊崎(高橋克典)に片思い中。同僚の玉井梓(麻生)の
励ましもあって思い切って伊崎にプロポーズするがあっさりふられる。
んが、伊崎が好意をもっていたのはなんと千華子の母花枝(風吹)だった。
あろうことかこのふたり、関係をもってしまうのであった。うわ〜、えらいこっちゃ。

1回目からぐい〜んと引き付けられまくりでした。おもろい!



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