菊次郎とさき

テレビ朝日系  木曜 21:00〜


こげこげドラマレビュー

概要
ビートたけしの実家を描くホームドラマの続編。(前作2003年夏)5話以降は武が芸人を目指す青年期も描いていく。

■前回パート1のレビュー→こちら

前作は面白かった。陣内さんの菊次郎が楽しみ。


スタッフ
原作・ビートたけし 「菊次郎とさき」 脚本・輿水泰弘 演出・石橋 冠・阿部雄一・谷川功・他
主題歌・久保田利伸 「Club Happiness」

キャスト
北野菊次郎(陣内孝則) 北野さき(室井 滋) 北野 武(少年期・桑原成吾/青年期・塚本高史)
北野 大(少年期・村上雄大/青年期・平山広之) 北野うし(草笛光子) 藤崎(西島秀俊)
北野重一(賀集利樹) 北野久美子(京野ことみ)

テレビ朝日公式サイト 

視聴率
  1話 16.1% 2話 13.9% 3話 15.1% 4話 13.7% 5話 15.0% 6話 15.6% 7話 13.8% 8話15.6%
  最終話 15.7%  平均 14.94%



第9話(最終回) サヨナラ…たけし一家
5話〜8話まで青年編だったのに、なぜか最終回は少年時代に逆戻りしちゃいいました。なぜだろうなぜかしら。(・・?

さて、最終回は長男の嫁、久美子の出産騒動を軸にした展開でした。
久美子が北野家で出産することになったから周りは色々と大変。狭い家なのに家族が多いときてる。それになんてたって北野家一番の問題児菊次郎がいるもんねぇ。
ただ、菊次郎はなぜか久美子にだけは頭が上がらないんだよね。もうデレデレで久美子のイエスマンだもん。

みんなの説得で東京タワーの仕事へ出かける菊次郎。
にしても、あの応援団はいったい・・・。( ̄▽ ̄; 「お父さんが帰ってくるまで産まない」なんて言っていた久美子だけど、しっかり産んでるじゃん。調節なんてできないって。^^;

号泣する菊次郎を見てあたしも泣いちゃったわ〜。初孫の誕生が心から嬉しかったんだろうね。武も母親(さき)が大変な思いで自分を産んだと知った。これはいいエピですね。改めて母親の偉大さと有りがたみが分かったんじゃないかしら。

菊次郎とさきがお互いの手を握り合って佇むシーンはホロリとさせられたな〜。(うるうる)この二人はきっとこれからもこんな風に暮らしていくんだろうなぁ。

パート2ドラマはガッカリするものが多いけど、このドラマはますます良くなっている気がする。正直、武の青年期は不安があったんだけど、塚本くんの好演のお陰でイイものを見せてもらいました。いやホント。
全体的に笑いとホロリとするシーンのバランスが良いと思う。

陣内さんと室井さんは老けてからの芝居も絶品でした。このお二方は言うことなし!お二人とも神がかり的な演技だったと思う。とくかくすんばらしかったよ〜。うしさん始め北野家の面々、それを取り囲む谷川夫婦、藤崎先生、棟梁夫婦、信濃屋の主人などなど、いい味のキャラばかりなのよね。笑ったりうるうるさせられたり本当に楽しかった。スタッフさん、また菊次郎とさきを作って下さって有難う。m(__)m

【管理人の独り言】
これで完全に終っちゃうのかぁ。また続編ができないかしら。そのために最終回に少年期をもってきたのではないかと期待しているんだけど。視聴率も悪くないし、また北野一家が見たい。終って寂しいわ。

第8話 父母涙!!たけしテレビデビュー
今回も中身が濃かったわ。大の就職がなかなか見つからなかったのは意外だったなー。博士号を取得しても色々ややこしい問題があるのねぇ。卒業した大学と大学院が違うと阻害されるらしい。

大さん曰く「博士号は足の裏にくっついた米粒」
この答えは「取らないと気持ち悪いが食べられない」
上手い!座布団一枚進呈したくなりました。m(__)m

藤崎先生、久々の登場で嬉しかったわ〜。さすがに白髪が混じっていたけど。(さびし〜)
天敵・菊次郎とのやり取りがめちゃめちゃ面白かった。ダジャレ連発の菊次郎に容赦なく「全然面白くありません」とピシャリ。
「この塀(へい)にペンキを塗ってくれ。へ〜い承知」「このアジフライは味(アジ)が無え」
これですもの。(-_-;)

こんな菊次郎からも名作が生まれたのよ。例の超有名なセリフ
「赤信号 みんなで渡れば怖くない」・・・・・・マジかしら。

今日一番のサプライズは藤崎先生とし乃のチューでしょう。びっくらドン!いったいいつの間に。(−−)
今回の藤崎先生は一味違っていたわね〜。大と武に見られても平然と「今、準備中だ」とかましてるよ。し乃さんに弁償した塩、デカかったな〜。
先生ったらいつからこんなおとぼけキャラになっちゃったの?いいじゃんいいじゃん。もっと早くにこうなってたらよかったのに。

塚本くんのビートたけしは十分合格点があげられると思う。「コマネチ!」もなかなか良かったよ。
本当は菊次郎の「チャフラフスカ!」が好きなんだけどね。(^^ゞ

ラストの夫婦のシーンは泣いちゃった。(涙)
「おいらより先に逝くなよ」のセリフにジ〜ンですよ。「一人になっちまう」で不覚にも涙が・・・・。ううっ。
いくら子供がいてもさきさんの代わりはいないってことでしょ。
室井さんと陣内さんの神がかり的な演技がすごい。

予告では少年時代に戻っていたような・・・・。最後は少年編で締めるってことかしら。

【管理人の独り言】
次回はいよいよ最終回だわ。すごく寂しい。9回なんて短すぎるよ。(T_T)

第7話 たけしVS菊次郎!!涙の親子漫才
菊次郎とたけしの漫才は楽しくて良かったよ〜。武にとってこれが漫才を始めるキッカケになったのかも。師匠(深見)は反対していただけにどうなるんでしょ。

この漫才が全部吹っ飛ぶくらい印象的だったのは菊次郎の入院。菊次郎が尿瓶にオシッコするシーンは転げ回るくらい笑ったな〜。陣内さんの表情が秀逸。「まだ六合目だ」のセリフでまたまた大爆笑しちゃったわ。おもろすぎ。^m^

風車が効果的に使われていましたね。武の思い出が風車のようにクルクル回って・・・(涙)。
こういう演出が上手いと思う。菊次郎が作った「工学博士 北野大」の表札もジ〜ンとしたし、こういうアイテムの使い方も上手い。

そして、毎回毎回感じるのが、室井滋さんの演技の素晴らしさ。ラストの背中を向けて語るところは息を呑むくらいだったな。本当に感動したわ。
塚本くんもいい味だしてます。イケメンすぎるたけちゃんに抵抗があったんだけど、今では全然違和感なし。塚本くんがビートたけしだって忘れてるもん。

次回はいよいよツービートの結成らしい。相棒役の荒川良々さんはイメージにピッタリって感じ。ナイスな人選ですわ。

【管理人の独り言】
次回は塚本くんがツービートとして漫才をやるのね。上手くこなせそうな気がする。ただ、必要以上にビートたけしを意識しないでもらいたいな。

第6話 母ちゃん涙!!たけし浅草初舞台
青年編になってちょっと寂しかったんだけど、なんのなんのです。すごく面白い。塚本くんが予想以上にイイですよ。「ビートたけし=塚本高史」に拘るとキツイものがありますが。(^^ゞ

前回から5年経ったのね。その間、さきは所在がわかっていたらしい。母の執念でしょうか。昔から授業だけは欠かさず覗いていたもんね。末っ子だけに余計に可愛いのかも。
浅草で芸人を目指していたなんて誰も想像していなかったでしょうね。しかもストリップ劇場だもの。

師匠の深見が武の実家に尋ねていった件は面白かった〜。^m^ みんなが師匠をヤクザだと勘違いするのも分かるんだけどね。あの外見では・・・。

武の舞台をこっそり観に来たさきの姿に泣けた。菊次郎の武を見て笑えないというセリフにもジ〜ンとしちゃったわ。
にしても室井滋さんは芝居が上手いな〜。パート1の時からそうだったけれど、青年編になってますますすんばらしいです。陣内さんの菊次郎もイイ!お二人の息もぴったりでナイスカップルですわ。

少年編と比べて、少々シリアスになってきたかな。でも、その分一人一人のキャラが立ってきて、楽しいシーンもしっかり盛り込まれている。笑ってホロリ加減が絶妙ですなー。
そうそう、草笛光子さんが再登場で嬉しい。役は違っているけど、それを逆手に取ったギャグが面白い。次回もすごく楽しみです。

【管理人の独り言】
小田茜ちゃんは色っぽかったなー。ストリップ嬢も意外にハマっていたと思う。
たけちゃんの師匠、深見千三郎は見てくれで笑いを取るなと言っていたけど、たけちゃん思いっきり見てくれで笑いを取ってますから。^m^ 鬼瓦権蔵(←合ってる?)は特にお気に入り。

第5話 さよなら母ちゃん!!ビートたけしの青春
今回から青年編になって雰囲気がガラリと変わりましたね〜。菊次郎とさきが老けてる。当たり前っちゃー当たり前なんだけど。(^^ゞ

大学生になったたけしは学校をサボってばかり。アルバイトも嘘をついているわけね。
まったく親の心子知らずだわ。あんなに一生懸命働いて大学に通わせているってのに。この辺りはすっかり親目線で見てしまってるあたくし。^^;

大お兄ちゃんはいい人だなー。弟の嘘をバレるまで内緒にしてあげたり、真面目に勉強して親に逆らわず生きてるんだもの。それなのに親は「デキの悪い子ほど可愛い」ってか。個人的には大お兄ちゃんがちょっと切なかった。

たけしは結局さきさんから離れられないのよね。学費をネコババして滞納しても借金してまで払っちゃうし。家出しようがしっかりタクシーで追いかけて居場所までつきとめる始末。オマケに家賃まで払ってるよ〜。(あたしにはできん^^;)
たけしの同級生(女)の手紙に書かれていた「男はみんなマザコン」って説は的を射てるわね。

次回から本格的に芸人の道に進むお話なんですねー。たけし中心になって菊次郎とさきさんの出番が減ることのないように願ってます。(-人-)

【管理人の独り言】
たけしを一方的に好きな女の子。すんごい強烈なキャラだったわ。^^; 
うしさん、重一兄ちゃん、安子お姉ちゃん、藤崎先生はもう出ないのかしら。青年編になってちょっくら寂しいあたし・・・。

第4話 たけしが見た娘義太夫
もう一回高座に上がって娘義太夫を演じたいうしさん。それをみんなで後押しする件は良かったな。
手作りのビラとチンドン屋さんの宣伝も面白かった。菊次郎「ウチのクソババアです」って・・・。^^;


いや〜、次回から青年編ですか。「たけしくんハイ!」のファンだった身としては、ちょっと寂しい。子供時代のエピが好きなんだよね。

そして、何といってもうしさんとお別れするのは辛いわ〜。(T_T)
北野家は父親と母親が強烈だし(笑)、その中にあって一番の癒し系っちゅーか、ほっとさせてくれるキャラだっただけにすごく残念です。(ぐすん)

塚本くんとたけちゃんはどうしても結びつかないけど、何とか頑張って欲しいわ。

第3話 武感動の初テレビ
テレビをめぐって、てんやわんやの大騒動の巻でしたね。(^^)
あの時代でテレビを買えるなんて、重一お兄ちゃんお金持ち〜。周りのみんながテレビに振り回されているのが可笑しかったわ。^m^

当時のテレビは三種の神器ってやつだったんだろうな。それだけめずらしいブツなんだろうけど、あれだけ大勢の人が家に押し掛けたらたまらんでしょ(笑)。
あたしが久美子なら「迷惑だから来るなっ!」とか言っちゃいそう。武限定だけど(爆)。

今回、泥棒役で出演したのが西村雅彦さん。怪演っちゅーか、すんごい芝居でしたね。ちょっとついていけなかったかも。^^;
あれだけ怪しいのに、やっぱり菊次郎とさきは騙されてしまったわね。ま、お約束ですから(苦笑)。

主題歌が久保田利伸さんということで、ミスマッチになりはしないか心配だったんですが、これが不思議と合っているんですよね。最後に気持ちがほんわかしてくる感じ。

次回はうしさんのお話みたい。どんな義太夫さんだったんでしょ。楽しみ〜。(^^)

【管理人の独り言】
テレビのエピは少し脚色してあるのかなぁ。重一さんが買ったとは知らなかったわ。当時としては早い購入で、近所の人がたくさん来たとか。さきさんがお茶を出されたりしたそうだから大変だったのね。

第2話 菊次郎湯船に死す
またまた菊次郎のワケわからん買い物グセが・・・。^^; 今度は風呂桶ですか。そうですか。当時(昭和30年代初め)の頃の一万五千円はとんでもない大金じゃないかしら。今までさんざんガラクタを買って、さきを困らせてきたってのに。困ったもんだ。

でも、風呂桶を欲しがる理由は何となく分かるんだよね。要は一番風呂に入りたいってこと。一番風呂は一家の主の象徴というか長としての扱いでもあるわけで。日頃、主(あるじ)扱いされてないからねぇ・・・。せめて一番風呂に入ってその気分に浸りたかったんだろうね。ある意味哀れ・・・。^^;

お風呂でお酒を飲むなんて怖いだろ〜。ほ〜ら、やっぱし倒れちゃったよ。みんな「ザマーミロ」状態になるのかと思いきや、救急車を呼んだり本気で心配したり。菊次郎、愛されてるじゃん(笑)。

みんなが心配してくれてたなんて知らない菊次郎。一番気になるのが、自分の○○○を誰に見られたかって事だとは・・・。やっぱりこの方、憎めないわ(笑)。

【管理人の独り言】
塚本くんは毎回登場するのね。その方がチェンジした時に違和感なくていいかも。

第1話 天誅でござる
わ〜い!久しぶりにこのドラマが帰ってきたぞ〜。\(^o^)/
スタッフがほとんど変わっていないから前作の雰囲気のままで嬉しかったな。

桑原成吾くんがひと回り大きくなったね〜。「愛し君へ」からさらに成長したんでない?
陣内さんと室井さんの息もピッタリだったわ。草笛さん(うし)と室井さん(さき)のコンビネーションもさらに良くなってます。決めセリフの「(菊次郎を)いつか殺してやるからね」も健在で嬉しい限り。(^^)

藤崎先生(西島秀俊)のキャラが面白くなっていたような。ボケキャラになったんですなー。おもろいのでその方がいいかも。全体的に前作のキャラクターが良い方に活かされているという印象でした。みんないい味出してるわ。棟梁にしても隣の谷川夫婦にしても。

小ネタが多くなってますますおもしろくなりましたね。特に犬が小屋の扉をパタンと閉めちゃうところ、あれにはマジで爆笑しましたわ。^m^
さきさんがギックリ腰になってズルズル這いながら進んでいくシーンはツボを突かれて笑いが止まらなくなっちゃいました。ああいう演出があたしの笑いのツボを突くのよ。好きだあ〜〜!

このドラマをまた見られる嬉しさで、レビューになっていないわね。^^;  ストーリーにまるで触れていないじゃん。

【管理人の独り言】
さらに面白くなったわ〜。笑ってほろりテイストはそのままだし、みんながいいキャラなんだよね。若い妻に溺れる棟梁がそのままのキャラだったのは何気に嬉しかったな。塚本くんは1話から登場なんだね。ストーリーテラーみたいな役割なのかな。





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